まずはスタジオ・ツアー:ここでしか乗れない「本家」
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの本質は派手なライドではなくスタジオ・ツアーです。実際に映画やドラマを撮影するバックロット(撮影所)をトラムで約45〜60分かけて巡るツアーで、大阪・オーランド・シンガポールのどのユニバーサルにもないハリウッド唯一のアトラクション。キングコング360 3D、ジュラシック・ワールド、ワイルド・スピードの区間、ジョーズ、大地震のセットまで——「なぜユニバーサルがLAで生まれたのか」を一度に見せてくれます。半日でも一日でも、これだけは必ず乗りましょう。
カギはタイミング。トラムは15〜30分間隔で出発し、一周が長いので、昼に近づくほど列が伸びます。入場したらまっすぐアッパー・ロット奥のスタジオ・ツアー乗り場へ——これが半日プランのスタート地点です。
半日の回り方:アッパー・ロットからロウアー・ロットへ
ハリウッドはアッパー・ロット(Upper Lot)とロウアー・ロット(Lower Lot)の2層に分かれ、両者は「スターウェイ」という長いエスカレーターでつながっています。下りは楽でも上りは数分かかるので、ロウアー・ロットは一度下りてまとめて乗ってから上がるのが体力と時間の節約になります。
おすすめの順番はこちら。
- 1スタジオ・ツアー(アッパー・ロット奥)— 開園直後に真っ先に。
- 2スーパー・ニンテンドー・ワールド・マリオカート 〜クッパの挑戦状〜 — 入場に整理券(バーチャルライン)が必要なことがあるので、着いたらまず発券。
- 3ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー — ホグワーツ城内にある看板ライド。
- 4ロウアー・ロットを一気に — ジュラシック・ワールド・ザ・ライド、リベンジ・オブ・ザ・マミー、トランスフォーマー・ザ・ライド-3D。2026年夏には新コースター「Fast & Furious: Hollywood Drift(ワイルド・スピード)」もこのエリアに登場します。
半日か一日か——結局は「空いている日」で決まる
この判断は日付がほぼ決めます。空いている平日なら人気アトラクションの待ちが10〜20分台なので、半日(4〜5時間)でも上の5つを回りきれます。実際に混雑スコアを通して見ると、8月19日(水)が混雑スコア13(とても空いてる)・平均待ち11分でこの夏いちばん空いており、7月29日(水)も22(空いてる)・20分。平日の水〜木はおおむね13〜24に収まります。
逆に週末・連休は同じコースでも一日がかりで足りません。8月1日(土)は66(やや混雑)・平均59分、独立記念日の7月4日(土)は86(混雑)・78分まで跳ね上がります。こうした日は半日で2〜3個しか乗れないので、一日券にユニバーサル・エクスプレス・パスを足すか、いっそ日付をずらすのが賢明。どの日が空いているかはハリウッドのカレンダーでスコアからすぐ確認できます。
さらに時間がなければ、この優先順位で
LA旅行ではハリウッドサインやグリフィス天文台、サンタモニカなどと組み合わせるため、半日すら厳しいことも多いもの。手元に2〜3時間しかなければ、この順で絞りましょう。
- 1スタジオ・ツアー — 譲れません。ここでしか乗れない。
- 2スーパー・ニンテンドー・ワールド/マリオカート — 列が最も伸びる場所なので早めに。
- 3ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー — ウィザーディング・ワールドの雰囲気もおまけに。
- 4(余れば)ロウアー・ロットのスリルライド — 時間がなければ真っ先にカット。
入場券さえあればアッパー・ロットの散策路や無料エリアのシティウォークも楽しめるので、時差ボケで疲れたLA初日の半日プランにもよく合います。
ひとことまとめ
ハリウッドはスタジオ・ツアーを軸にアッパー・ロット→ロウアー・ロットを一方通行で回れば半日で十分。ただしそれは空いている平日の話——ベストは8月19日(13・11分)、次点は7月29日(22・20分)。旅行日の混雑スコアはハリウッドのカレンダーでどうぞ。

